<監督プロフィール>
ラウ・ケクフアット
マレーシア生まれ、台湾を拠点とする映画監督。『Boluomi』(2019)は釜山国際映画祭のコンペティション部門、ニューカレント部門に出品され、最優秀新人監督賞にノミネートされた。 この作品で東京タレントアワード2015、台湾2013最優秀脚本賞を受賞し、フランスの「La Fabrique | Les cinémas du monde」にも選出されている。彼のドキュメンタリー『不即不離―マラヤ共産党員だった祖父の思い出』(2016)と『斧は忘れても、木は覚えている』(2019)はどちらも、マレーシアでは今でも検閲の問題に直面している。