<監督プロフィール>
リー・ジョン
1979年、台北生まれ。コロンビア大学芸術学部で映画監督を専攻し、優秀な成績を修めて卒業。卒業制作の『Mochi』は2009年の学生アカデミー賞にノミネートされたほか、台湾の金穗獎で監督賞と最優秀劇映画賞、第33回Asian American International Film Festivalで最優秀短編賞に輝いた。帰国した李は映画業界に入り、ニウ・チェンザー監督の『モンガに散る』(2010)やホウ・シャオシェン監督の『黒衣の刺客』(2015)をはじめ数々の作品に携わった。2015年に『The Laundryman』で長編監督デビューを果たす。同作は新人監督の長編デビュー作としては史上初めてロカルノ国際映画祭ピアッツァ・グランデ部門で上映された。さらに同年の台北金馬映画祭では4部門で候補となった。