＜監督プロフィール＞
チュウ・ヤン
中国江蘇省常州市出身。オーストラリアのVictorian College of the Artsで映画の演出を学んだ。2015年、短編『日光之下』は第68回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン・コンペティションに選出された。さらに短編『小城二月』は第70回カンヌ国際映画祭短編パルムドールを受賞。中国人監督としては初めて同賞に輝いた。チュウ・ヤンの作品はテルライド、トロント、ニューヨーク、釜山をはじめ200か所以上の映画祭で上映されてきた。また、彼は金馬電影学院、ロカルノ映画祭フィルムメーカーズ・アカデミー、ベルリナーレ・タレンツといった映画人養成プログラムへの参加経験をもつ。現在は初の長編監督作となる企画を準備中である。この企画はシネマート2016やシネフォンダシオン・レジデンス2017に選出されているほか、第70回カンヌ国際映画祭のCNC脚本執筆助成金を獲得している。