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クロージング映画

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ジャパン・プレミア
『私たちはここにいる』
監督:ベック・コール、トレーシー・リグニー、ダニエル・マクレイン、デーナ・カーティス、ティム・ウォーラル、リチャード・カーティス、ルネ・マイヒ、ミキ・マガシヴァ、マリオ・ガオア、シャンテル・バーゴイン
2022/90分/オーストラリア・ニュージーランド/英語・トルコ語・マオリ語・サモア語・アレンテ語/FHD
8人の主人公の目を通して、映画は過去から現在、そして未来へと1000年に及ぶ時間を横断し、家族と喪失、悲しみと再生の物語を繰り広げる。オーストラリア、ニュージーランド、南太平洋の先住民が直面し続けてきた共通のトラウマを克服するための、愛と希望の可能性が示される。中央オーストラリアの砂漠からニュージーランドの緑豊かな熱帯雨林まで、映し出される広大な風景が本作の大きな見どころの一つであろう。植民地主義、人種差別、帝国主義、そして先住民の生活を抹殺しようとする試みにもかかわらず、「私たちはここにいる」というメッセージが観客の心を打つ。

<監督プロフィール>
ベック・コール、トレーシー・リグニー、ダニエル・マクレイン、デーナ・カーティス、ティム・ウォーラル、リチャード・カーティス、ルネ・マイヒ、ミキ・マガシヴァ、マリオ・ガオア、シャンテル・バーゴイン
ベック・コール: ワルムング族とルリチャ族出身の映画監督『Here I Am』(2011年/90分)
トレイシー・リグニー:ウォッジョバルク族とンガリンジェリ族出身の劇作家、映画監督『Man Real』(2015年/11分)
ダニエル・マクレイン:脚本家、プロデューサー、ディレクター『My Colour Your Kind』(1998年/11分)
デーナ・カーティス:脚本家、監督、プロデューサー『Nan and a Whole Lot of Trouble』(2016年/12分)
ティム・ウォーラル: 脚本家、監督『Meke』(2017年/8分)
リチャード・カーティス:映画製作者『Ara Marumaru』(2018年/7分)
ルネ・マイヒ:ニュージーランドの映画監督、脚本家『Waru』(2017年/86分)
ミキ・マガシヴァ:脚本家、映画監督『Brother』(2006年/15分)
マリオ・ガオア:俳優、コメディグループ「The Naked Samoans」のメンバー『Teine Sa』(2021/TV episode)
シャンテル・バーゴイン:監督、脚本家、編集者、プロデューサー『Tatau』(2012年/15分)