プログラム

スペシャル上映

©︎mk2 Films

オキナワ・プレミア
『駆ける少年』
監督:アミール・ナデリ
1985/94分/イラン/ペルシャ語/FHD
ペルシャ湾でひとり暮らしをしている少年アミロは、奇妙な仕事で生計を立てている。新しい地平線を夢見る彼は、飛行機やタンカーの行き先を知りたくてたまらない。学校では、それを知るために最善を尽くす。アミール・ナデリ監督が1985年に製作、ナント三大陸映画祭グランプリほか多数の映画祭で賞を受賞した作品。

<監督プロフィール>
アミール・ナデリ
1946年8月15日イランのアバダン生まれ。1971年、監督デビュー作『さらば友よ』をイランで発表。『駆ける少年』(1985)、『水、風、砂』(1989)など、現在では映画の古典として知られる作品で国際的な脚光を浴びる。『駆ける少年』は、多くの批評家から過去四半世紀で最も影響力のある映画の一作と見なされている。1990年代初頭にニューヨークに移住した後も新作を発表し続けている。1997年にはロックフェラー・フィルム&ビデオ・フェローに選ばれ、コロンビア大学、ラスベガス大学、ニューヨーク・スクール・オブ・ビジュアル・アーツでアーティスト・イン・レジデンスや講師を務める。彼のアメリカ映画は、リンカーン・センター映画協会/MoMAのNew Directors / New Filmsシリーズ、ヴェネチア映画祭、ニューヨーク映画祭などでプレミア上映されている。